サブウーファーは必要?8割が知らない正しい設置手順やおすすめ商品も紹介

クルマの費用を節約したいそこのあなた!

あなたの愛車を最高額で売る方法!
14年落ち12万kmの車が43万円で売れた全記録

自動車保険料もっと節約しませんか?
補償内容を変えずに年間4万円以上安くできた体験談

あなた

車にサブウーファーを付けたいのですが、そもそもサブウーファーって必要でしょうか?必要な場合、どんなサブウーファーを選んで、どこに取り付ければいいでしょうか?

このような疑問に答えます。

カーオーディオの音質アップのためにサブウーファーを導入する方は多いと思います。正しく取り付ければ劇的に音質向上できますが、間違った手順や取り付け方法の場合、逆に音質を悪化させてしまう場合もあります。

この記事では、サブウーファーの必要性や正しい取り付け方法、取り付け手順、おすすめのサブウーファーについて解説していきます。

サブウーファーの必要性

まずはサブウーファーの必要性について解説していきます。

サブウーファーの役割は低音強化

まず、サブウーファーの役割はカーオーディオシステムの低音域を強化することです。

人間が聴くことができる音の周波数は、20Hz〜20000Hzまでと言われています。通常のフロントスピーカーは高音域は20000Hz以上出せますが(ツイーター装着時)、低音域は50〜60Hzまでが限界で、それ以下の周波数は再生できません。そこで、20Hz〜60Hzまでの低音を再生させるためにはサブウーファーが必要になってくるのです。

サブウーファーは音質アップには必ず必要

また、サブウーファーは音質アップには必ず必要と思います。

理由は、サブウーファーが無いとライブの臨場感をオーディオで再現できないからです。

例えば、あるアーティストのライブや演奏を生で聴いたことがある方ならわかるかもしれませんが、イヤホンで聴くのとは異なり肌で感じることのできる空気感のようなものがあるかと思います。なぜ、こう言った空気感を感じられるかと言うと、1つは超低音域が体感できるからです。

サブウーファーで再生できる20Hz〜60Hzの音というのは、もはや「音」ではなくほぼ「振動」と言えます。この振動のような音があることで、我々人間は生の演奏を臨場感として感じることができるのです。

というわけで、サブウーファーを導入することで、生の演奏のような音を余すところなく再生できるようになるため、音質が向上するということになります。

サブウーファー導入の前に考えておくべきこと

とはいえ、サブウーファーは何でもかんでも付けとけば良いものではありません。場合によっては、不要になるケースもあります。

私の経験的に、純正カーオーディオからの効果的なシステムアップの手順は下記のようになります。

効果的なカーオーディオシステムアップの手順

1.DSP(デジタルシグナルプロセッサー)の導入
2.フロントスピーカー交換
3.フロントスピーカー周りデッドニング
4.パワーアンプの追加
5.サブウーファーの追加

要は、フロントスピーカーを少し良いものに交換して、そのスピーカーの性能を十分に発揮させることが重要で、最もコスパがいいと思います。

スピーカーの種類にもよりますが、フロントスピーカーのみで50Hzくらいまでの低音再生が可能になので、フロントスピーカーをちゃんと鳴らしただけで、サブウーファーをつけたような臨場感を体感できると思います。

ということで、経験的には1〜4までのシステムアップは本当に次元の違う音質向上を体感できます。一方で、4〜5のサブウーファー追加は感動するほどの大きな効果は無かった印象でした。

まずは順番にシステムアップしていって、どうしても低音が物足りないと感じるならサブウーファーを追加するような考え方でいいと思います。

サブウーファー選びのポイント

では、実際にサブウーファーを選ぶ際のポイントについて解説していきます。

市販のサブウーファーには大きく分けて下記のような2種類があります。

サブウーファーの種類

✔️ チューンアップサブウーファー(パワードサブウーファーとも言う)
✔️ ユニットサブウーファー

簡単に比較すると下記のようになります。

サブウーファー種類必要な金額音質躯体の大きさ
チューンナアップサブウーファー1万円〜良いコンパクトなものが多い
ユニットサブウーファー5万円〜非常に良いデカくて取付に苦労する
サブウーファー種類の簡易比較

それぞれ詳しく解説していきます。

初心者にはコスパのいいチューンアップサブウーファーがおすすめ

まず、初心者におすすめしたいのはチューンアップサブウーファーです。

なぜなら、圧倒的にコスパが良く、DIYでも取り付けできるほどコンパクトでシンプルなサブウーファーが多いからです。

一口にサブウーファーと言っても、ウーファー単体で音を出すことはできません。というのも、ウーファーの他にウーファー本体を取り付ける箱(ウーファーボックス)とウーファーを駆動させるための専用パワーアンプが必要だからです。

チューンアップサブウーファーはこれらの構成機器が全てオールインワンになっているのが特徴で、これだけ購入すれば完成された低音を鳴らすことが可能になります。

そのため、取り付けやその後の音響調整の手間が少なく初心者にもおすすめできると言えます。

>>>おすすめチューンアップサブウーファー「TS-WH500A」の詳細はこちら

中上級者には音質重視のユニットサブウーファーがおすすめ

一方で、中上級者におすすめしたいのはユニットサブウーファーです。なぜなら、チューンアップサブウーファーに比べて圧倒的に音質向上が見込めるからです。

チューンアップサブウーファーはウーファー・ボックス・アンプを1つの商品にパッケージングしなければならない理由から、いろいろ制限が出てきてしまいます。

例えば、サブウーファーはウーファー外径が大きいほど低音再生が有利ですが、チューンアップサブウーファーはコンパクト設計のものが多いため小口径のものが多いです。また、内蔵されたアンプもコストダウン品が使われている場合があります。

これに対してユニットサブウーファーの場合は、ウーファー外径やパワーアンプを自分で選定出来るので、自由度の高いカスタムが可能になり、音質向上が狙えます。

というわけで、ユニットサブウーファーは導入のハードルは少し高いですが、音質重視でシステムアップを考えている方にはおすすめできると思います。

>>>おすすめユニットサブウーファー「TS-WX2030」の詳細はこちら

>>>ユニットスピーカーにおすすめのアンプ「PRS-D800」の詳細はこちら

サブウーファーの取り付け場所

また、サブウーファーの取り付け場所について解説していきます。

サブウーファー取り付け場所はどこでもOK

取り付け場所はどこがいいの?と言っておきながら、結論はどこでもOKです。

というのも、低音域の音は「指向性」がほとんどないので、車内のどこに取り付けても問題なく車内全体に低音を響かせることが可能だからです。

指向性とは、スピーカーから出力された音がどの程度真っ直ぐ進むかどうかの指標です。高音域になるほど指向性が高く、低音域になるほど指向性が低くなっていきます。

わかりやすい例だと、あなたが名前を呼ばれたとき呼んで人の方向がわかると思います。これは人の声に指向性があるからです。

一方、サブウーファーで出力できる低音域は指向性が無いため、車内のどこに設置しても鳴っている方向がわかりません。そのため、どこに置いても上手く馴染んでくれるのです。

サブウーファーの主な取り付け場所

どこに置いても良いとは言え、取り付けスペース的な制約は多々あると思います。そのため、一般的にはサブウーファーは下記のような場所に設置するのが主流と言えます。

サブウーファーの主な取り付け場所

✔️ シート下
✔️ トランクルーム

小型サブウーファーならシート下へ設置

サブウーファー取り付け場所の1つ目は、シート下です。理由は、シート下には意外とスペースがあることが多く基本デッドスペースなので、居住性を犠牲にせずサブウーファーの設置が可能だからです。

とはいえ、ユニットサブウーファーのように大きなものは設置できず、チューンアップサブウーファーの小型・薄型のものを置くことになると思います。

それ以外ならトランクルームへ設置

サブウーファー取り付け場所の2つ目は、トランクルームです。理由は、車内でまとまったスペースが確保されているのはトランクルームしかないからです。

特に、ユニットサブウーファーのような大きな躯体になると、居住スペースにはほとんど設置が出来ないでしょう。そのため、トランクルームに設置するしか無いと思います。

ただし、当然トランクルームのスペースを一部犠牲にすることになるため、荷物が入れにくくなると言うデメリットがあります。

さらに、運転席まで距離があるため音が届くにくくなる可能性もあり、取り付け場所は事前に良く検討することがおすすめです。

取り付け後は必ず音響調整を行おう

最後に、サブウーファー取り付け後は必ず音響調整しましょう。

なぜなら、せっかく導入したサブウーファーの音が、もともと付いていたフロントスピーカーの音を邪魔してしまうことがあるからです。

例えば、フロントスピーカーが60Hzまで再生できるものを使っていて、取り付けたサブウーファーの出力周波数が80Hz以下にしていたとすると、60Hz〜80Hzは両方から音が出ていることになります。2つのスピーカーの出力タイミングによっては、この60Hz〜80Hzの音が打ち消しあって減衰してしまい、聞こえにくくなったりしてしまいます。

こういったトラブルを防ぐために、DSP(デジタルシグナルプロセッサー)を使った音響調整が必要になってきます。DSPを使うことで、サブウーファーの能力を最大限に高められるだけでなく、カーオーディオシステム全体の音質向上も可能になります。あなたが愛車の音質アップを狙っているなら、絶対にDSP導入はかかせないと思います。

おすすめのDSPや音響調整方法は下記で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

>>>【音質激変】DSP選びの極意とコスパ最高のおすすめDSP5選

>>>【初めてのDSP調整】カーオーディオの能力を引き出し高音質化する方法

まとめ

いかがだったでしょうか。

サブウーファーは、カーオーディオの音質向上にはなくてはならない構成機器です。低音再生を強化してくれるため、生の演奏のような臨場感を車に居ながらにして体感できるでしょう。

ただし、私の経験的に、サブウーファー導入による音質アップの効果は小さめです。まずはフロントスピーカーをちゃんと鳴らすためにDSPやアンプ導入を検討した方が音質アップを体感しやすいと思います。

とはいえ、スピーカー交換・DSP導入・アンプ導入・サブウーファー導入を全てやることで、次元の違う音楽体験ができると思います。あなたもぜひチャレンジしてみてくださいね。

クルマの費用を節約したいそこのあなた!

あなたの愛車を最高額で売る方法!
14年落ち12万kmの車が43万円で売れた全記録

自動車保険料もっと節約しませんか?
補償内容を変えずに年間4万円以上安くできた体験談