カーオーディオスピーカーを交換する理由と選び方 【純正には戻れない】

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あなた

カーオーディオのスピーカーを純正から交換しようと考えているのですが、カーオーディオスピーカーの選び方を詳しく教えてください。

このような疑問に答えます。

私は、学生の頃から自動車が好きで、特にカーオーディオが好きでよく自分で車いじりをしていました。
そんな、カーオーディオ趣味歴10年の私が、おすすめのカーオーディオスピーカーやその選び方について詳しく解説します。

スピーカーの選び方

カーオーディオスピーカーとは

カーオーディオスピーカーとは、主に車のドアに設置されているスピーカーのことです。
純正でも高音質を謳っている車種もありますが、大抵の車はお世辞にも音質が良いとは言えません

というのも、最近のホームオーディオやイヤホン・ヘッドホンが結構高音質というのと、車のオーディオ部品は車を設計する上でほとんどコストをかけない部品の一つという理由で、音質があまり良く無いのです。

高音質化したい!という人は、このスピーカーを交換することで車内の音楽環境を改善することが可能になるのです。

カースピーカー交換するメリット

先にも述べている通り、ずばり高音質化です。

純正のスピーカーを実際見てみると厚紙でできたいかにも安そうなスピーカーです。

純正スピーカー

一方、社外製のスピーカーは安価なエントリーモデルでも重量感・高級感があります。
実際に音もよく、低音域から高音域まで十分に再生してくれます。

社外スピーカー(引用:パイオニアTS-V173S

見た目にもこんなに差があるんです・・・。

カースピーカーの種類

主に下記の2つの種類に分類できます。

✔︎コアキシャルスピーカー
✔︎セパレートスピーカー

コアキシャルスピーカー

コアキシャルスピーカーは、中〜低音域を担当するウーファーと高音域を担当するツイーターの2つのスピーカーが1つに合体した形をしています。

メリットとしては、一体物のためコストが削減でき比較的安価であることと、スピーカー取り付け作業の時、純正のスピーカーと交換するだけで設置が可能なため取り付け作業性に優れていることです。
また、同じ場所から高音も低音も音が出るため、まとまりのある音質になるのが特徴です。

セパレートスピーカー

セパレートスピーカーは、中〜低音域を担当するウーファーと高音域を担当するツイーターの2つのスピーカーがそれぞれ個別に分かれている形をしています。

メリットとしては、高音域を担当するツイーターを比較的高い任意の位置に取り付けできること、音の広がりや臨場感を演出してくれて、高音質化を期待できます。
しっかりと音響調整をすることで、よりクリアな音質を目指したい人におすすめです。

使用する目的に合わせて選択することをおすすめします。

価格

カースピーカーの価格帯は探せば5000円程度の安価なものから、上には数十万円のものまでピンキリです。
価格が高くなればどんどん高音質なものになって行きますが、自分がどのくらいの音質を目指したいのかによって予算を決めてみると良いと思います。

1万〜2万のカースピーカー

各メーカーからエントリーモデルとして販売されています。純正スピーカーと比較すると、再生音域・臨場感・音の解像度など格段に音質アップが期待できると思います。

3万〜6万のカースピーカー

各メーカーからミドルクラスとして販売されています。どんな人でも、ある程度満足できるものがほとんどだと思います。
カーオーディオ全体のシステムアップを計画している人や、エントリークラスのスピーカーでは物足りなくなった人におすすめです。

7万〜上限なし

このくらいの価格帯になると、ハイエンドモデルとして販売されているものがほとんどです。
どんな音楽でも描ききる性能を持っています。カーオーディオ に相当こだわりを持っている人ならおすすめできます。
実際に聞いてみると鳥肌が立つほどの繊細で忠実な音を奏でてくれます。

再生周波数

スピーカーには再生可能な周波数帯域が異なります。単位は「Hz:ヘルツ」と言います。
この周波数は、低い値ほど低い音が再生でき、高い値ほど高い音を再生できることを意味します。
(たとえば、あるスピーカーの仕様では、再生周波数が「45Hz〜35kHz」と書いていったとします。kHz=キロヘルツ と読み、1kHz=1,000Hzということです。つまりこのスピーカーは45〜35,000Hzの周波数を再生することが可能なのです。)
この範囲が広ければ広いほど高性能なスピーカーと言えます。

ちなみに、人間が音として聞き分けられるのは20Hz〜20,000Hzと言われています。
20Hzより低い音は体感としては振動として感じることができ、20,000Hzより高い音は超音波といい、音としては感知できませんが臨場感として伝わるものがあります。

このように、再生周波数もスピーカーを選ぶ判断材料になります。

定格入力・(瞬間)最大入力

定格入力とは

パワーアンプからスピーカーへ連続して入力できる最大値のことをいいます。
一方、瞬間最大入力とはパワーアンプからスピーカーへ入力した際にこの値を超えるとスピーカーが壊れますよという値です。

便宜上、最大出力が記載されている商品が多いですが、スピーカーを選ぶ際は定格入力だけを確認すれば良いと思います。(壊れるくらい大音量にしない限り最大入力にはなりませんのでご安心を。)

純正のオーディオプレイヤーを使用している人で、今後もパワーアンプを追加しない人でしたら、定格入力30W程度と低めのスピーカーをおすすめします。
というのも、純正のカーオーディオプレイヤーの内蔵アンプで場合、内蔵アンプの定格出力22kW程度です。
どんなに頑張っても22kWなので、定格入力値の高いスピーカーを買っても性能を十分に発揮できず、宝の持ち腐れとなってしまうからです。

一方、これからカーオーディオをどんどんいじっていくぞ!という人は、50W程度の高めのスピーカーをおすすめします。
システムアップに伴うアンプの容量アップにも対応できるのでおすすめです。

音質

基本的に値段が高くなればなるほど良い音になっていきますが、メーカーや各モデルによって音の鳴り方が違います。
その差は何で変わるかというと、スピーカー本体の材質や構造によって変化してきます。

また、聴く人個人によって、好みの音が違いますので、自分にあったスピーカーを選ぶには実際に聴いてみることが一番の近道です。
視聴できる場所は最近では増えてきました。
近くのカーオーディオプロショップやオートバックス等のカー用品店でも視聴できるところがあります。
気になるスピーカーがあれば、ぜひ店頭で試聴してみることをおすすめします。

番外編

デッドニング

スピーカーの性能を最大限発揮させるためにはデッドニングがおすすめです。

スピーカーをただ取り付けるだけでも十分に音の変化を体感できると思いますが、スピーカーを車のドアの鉄板に取り付けるという性質上、どうしてもスピーカーの振動がドアに伝わり、歪んだ音になってしまいます。
そのような、余計なドアパネル(鉄板)の振動を防止するために、制振材と呼ばれるものをスピーカー近くのドアに貼り付ける作業(←これをデッドニングと言います)を行うことがあります。
スピーカーを取り付ける際は、一緒にやってみるのはいかがでしょうか。

また、なかには、デッドニングを必要としないスピーカーもありますので一緒にチェックしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

カースピーカーの選び方とおすすめのスピーカーについて紹介してきました。

スピーカーを選ぶ際に注目すべきは、「種類」「価格」「再生周波数」「定格入力」「音質」です。
ネットに紹介されている商品情報や、口コミを参考にしながら、ある程度商品を絞り込んだら、実際に店舗へ行って音を聞いてみましょう。
きっと、あなたにぴったりなスピーカーが見つかるはずです。

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