最適なツイーター取り付け位置・角度は?性能を100%発揮させる方法

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カーオーディオのツイーターの取り付け位置や角度はどのように決めればいいですか?

このような疑問に答えます。

カーオーディオの高音域を担当するツイーターですが、意外とテキトーに取り付けられがちです。もちろん、ツイーターを導入することでカーオーディオシステム全体がグレードアップすることは間違いないですが、ツイーターに関して言えば取り付け方次第で音質がかなり変わってきます。高級なツイーターを取り付けても、そのツイーターの能力を100%発揮できるかどうかは、取り付け方に依存していると言っても過言ではないでしょう。

この記事では、カーオーディオDIY歴10年の私が、音質アップが期待できるツイーターの取り付け位置や取り付け角度について詳しく解説していきます。

ツイーターとは?

ツイーターとは、2way以上のセパレートスピーカーのうちの小さい方のスピーカーのことを指します。

ツイーターをカーオーディオに導入する目的は、カーオーディオの高音域のみを、高音再生が得意なツイーターに担当させることで、カーオーディオ全体の音質を向上させることです。

一般的に純正で付いているスピーカーは、ほとんどがフルレンジスピーカー(全音域対応)です。そのため、1つのスピーカーで全音域を担当しなければなりません。特にフルレンジスピーカーは高音域の再生が苦手なため、純正スピーカーのままだとこもってクリアさがないような音になってしまうのです。

あなたの愛車にツイーターを付けることで、高音域を十分に再生できるようになり、カーオーディオ全体がクリアに聴こえるようになるでしょう。

ツイーターの取り付け位置

それでは、具体的にツイーターをどこへ取り付けたらいいでしょうか?ツイーターの取り付け位置は基本的に下記の3つの場所が取り付け候補になってきます。

主なツイーター取り付け位置

✔️ ダッシュボード上
✔️ Aピラー・三角ピラー
✔️ 純正位置

特に、2つ目のAピラーや三角ピラーの取り付けは、ツイーターの取り付け自由度が高く、音質アップの面で非常に有利になりますので、最もおすすめできる取り付け位置と言えるでしょう。

とはいえ、あなたの愛車や考え方によっては、その他の取り付け位置の方がメリットが大きくなる場合もあります。それぞれのメリット・デメリットを比較して自分にあった取り付け位置を選ぶといいでしょう。

それぞれメリット・デメリットを1つずつ見ていきましょう。

ダッシュボード上

ツイーター取り付け位置の1つ目は、ダッシュボード上です。メリット・デメリットを下記のようにまとめました。

「ダッシュボード上」のメリット

・取り付け自由度が高く豊かな音場が得られる
・スピーカーケーブルの配線が比較的簡単

「ダッシュボード上」のデメリット

・ダッシュボードに穴開け固定すると修復が大変
・視界を邪魔する場合もある

最大のメリットはツイーターへのスピーカーケーブル配線が楽にできることです。仮にヘッドユニットからドアスピーカーにケーブルを配線する場合、ドアヒンジ部にあるケーブルカバー(ゴム製の蛇腹)内を頑張って通す必要があります。しかし、ダッシュボード上の取り付けなら大変な作業をする必要がなくなり楽チンです。

一方で、ツイーター固定の際、ダッシュボードへの穴開け加工が必要になるケースも出てきます。穴開け固定した場合、のちにツイーターを取り外すことになると、ダッシュボードごと交換が必要になってきます。そのため、部品代や工賃が高額になることが多いです。上手く両面テープで固定できれば良いですが、運転中の振動で外れてしまう場合もあり注意が必要です。

Aピラー・三角ピラー

ツイーター取り付け位置の2つ目は、Aピラー・三角ピラーへの取り付けです。メリット・デメリットを下記のようにまとめてみました。

「Aピラー・三角ピラー」のメリット

・取り付け自由度が高く豊かな音場が得られる
・スピーカーケーブルの配線が比較的簡単(Aピラーのみ)
・ピラーに穴開け固定しても修復が容易

「Aピラー・三角ピラー」のデメリット

・特になし

Aピラーや三角ピラー(ドアミラー取り付け部の裏側)へのツイーター取り付けはほとんどデメリットがないのが最大のメリットです。

ツイーターはピラーに穴開けなどの加工を施して取り付けしていきますが、ダッシュボードの固定よりもさらに自由度が高く、取り付け高さ・角度を自由に決められるため音質アップにも貢献できます。

現状復帰したい場合はピラーを買い替えればいいだけなので、オーディオシステムの変更や車の売却時にも安心して対応できます。

こういった理由で、プロのカーオーディオ専門店でもピラーへのツイーター取り付けが主流になっています。

純正位置

ツイーター取り付け位置の3つ目は、純正位置への取り付けです。メリット・デメリットを下記のようにまとめてみました。(私の愛車のスカイラインの場合は、ドアレバーの右の場所。)

「純正位置」のメリット

・後付け感なくインテリアの景観を損ねない
・台座や配線を流用できるため取り付けが容易

「純正位置」のデメリット

・取り付け位置や角度の調整ができず音質に悪影響

純正位置にツイーターを付けることの最大のメリットは、車内のインテリアの景観を損ねないことです。純正のツイーター位置に設置するため後付け感なく自然な仕上がりにできます。

一方で、取り付け位置や角度の自由度がほぼないので、音質アップさせたいのに思うような音響調整ができない可能性があります。いいツイーターを買っても性能を発揮できない可能性もありますので注意が必要です。

ツイーターの取り付け向き・角度

次にツイーターの取り付け向き・角度についてですが、下記のように調整することがセオリーと言えるでしょう。

ツイーターの取り付け向き・角度のポイント

✔️ 左右のツイーターを運転席と助手席のヘッドレストの中心に向ける
✔️ 可能ならツイーター取り付け高さを耳の高さにする

左右のツイーターを運転席と助手席のヘッドレストの中心に向ける

ツイーター取り付け角度のセオリーとしては、左右のツイーターを運転席と助手席のヘッドレストの中心に向けることがいいとされています。

理由は、それぞれのツイーターの向きと運転席のリスナーとの角度が等しくなることで、左右2つのツイーターから同じ周波数特性の音を出せて、まとまりのある音質になるからです。

例えば、周波数の高い音(高音域)は「指向性」が高いという特徴があります。

高音域の指向性とは?

指向性とは、高い周波数の音ほど真っ直ぐ進む特性があることです。音の進む方向から角度をつけていくと高音が徐々に聞こえにくくなっていく特性です。

ツイーターの場合も、角度をつけていくと高音域の音量が減衰して、周波数特性が変わってきてしまいます。下の画像のように、親切なスピーカーメーカーだと、ツイーターとの角度をつけた時にどのくらい特性が変わるのか、グラフで示してくれているところもあります。0度、30度、60度と傾けていくと20,000Hzより高い周波数の減衰が見られることがよくわかります。

ツイーター角度による周波数特性の違い

また具体的な取り付け角度にイメージとしては、次の画像のように配置するといいでしょう。画像のようにツイーターの角度を調整することで、2つのスピーカーとの角度を同じにすることができます。

ツイーター取り付け角度のイメージ

このように、左右のツイーターを運転席と助手席のヘッドレストとの中心に向けることで、それぞれのツイーターから同じ周波数特性で高音出力が可能になり、まとまりのある音質を得られるはずです。

逆に、左右のツイーターの角度が異なる場合、一方は高音がよく聴こえて、もう一方は高音が聴こえにくいという現象が起こります。こうなると、左右のバランスが悪く音質悪化の原因になりかねません。ツイーター取り付けでは、取り付け角度が音質を左右する最も重要な要素だと考えます。

可能ならツイーター取り付け高さを耳の高さにする

さらに、可能ならツイーター取り付け高さを耳の高さにすることが重要です。

というのも、先に説明した「左右のツイーターを運転席と助手席のヘッドレストの中心に向ける」というのは横方向のツイーター角度を一定にする方法でしたが、高さ方向の調整も大切だからです。

横方向ほどではありませんが、高さ方向にツイーター角度がついていても周波数特性に影響が出てきます。そのため、ツイーター取り付け高さは耳の高さあたりに設定するのが好ましいです。

この場合、Aピラーへの取り付けが必須になってきますが、ピラー取り付けを最もおすすめする理由はこういった理由でもあります。

ツイーターが耳の高さから鳴ることで、あたかも楽曲が目の前で演奏されているかのような臨場感をより体感できると思います。

ツイーター選びのポイント

ツイーターの取り付け方法がわかったところで、いざツイーターを購入しようと思っても、多くのツイーターがありすぎてどれを選んだらいいか悩む方が多いと思います。

ツイーター選びのポイントは下記の2つ決めれば良いかと思います。

ツイーター選びのポイント

✔️ 音質(周波数特性)
✔️ 取り付けやすさ

それぞれ説明していきます。

音質(周波数特性)

まず音質に関しては、基本的には、カー用品量販店やカーオーディオ専門店などで視聴させてもらい決めるのが1番いいかと思います。周波数特性のカタログ値を見て決めてもいいですが、カタログ値では測れない良さが各メーカーあります。そのため、あなたが実際に耳で聴いて心地いいものを購入するのが一番いいと思います。

とはいえ、なかなか視聴できる場所が近くにない場合も多いかと思います。そんな方は、まずは各メーカーのエントリーモデルを導入してみることをおすすめします。お金をいっぱい払えば高音質のツイーターを購入できると思いますが、純正スピーカーからのグレードアップでしたら、ツイーターを追加するだけで圧倒的に音質アップを体感できるはずです。

特に、国産メーカーのカロッツェリアやアルパインは品質も音質も良くおすすめです。

取り付けやすさ

取り付けやすさに関して、ツイーターには主に下記のような2種類の商品があります。

ツイーターの種類

✔️ ツイーター本体のみ
✔️ ツイーターマウント(台座)付属

ツイーター本体のみ(マウント付属なし)のスピーカー

ツイーター本体のみの商品を購入する場合、そのままでは固定ができないため、取り付け方を工夫しなければなりません。ピラーへの穴開けや大幅な加工が必要になるケースが多く、初心者の場合、自分で取り付けできない場合も考えられます。もしキレイに取り付けたい場合はカーオーディオ専門店への持ち込みが必須になるでしょう。

ツイーターマウント付属のスピーカー

一方で、ツイーターマウント(台座)が付属している商品は、そのまま固定ができる部品が付属しているため取り付けが比較的簡単です。初心者でも自分で取り付け固定ができるので、初めてツイーター導入を考えている方にはおすすめとなっています。

初心者におすすめのツイーターとは?

以上のことから、カーオーディオ初心者の方は、ツイーターマウントが付属しているものを選ぶのがおすすめです。

なぜなら、どんな車にも取り付け固定がしやすく、角度調整の自由度も高いため、音質アップに期待できるからです。

ここでは、おすすめのツイーターを2つ紹介していきます。

カロッツェリア製TS-T730

初心者におすすめのツイーター1つ目は、カロッツェリア製のTS-T730です。これはツイーター本体とマウントがセットになっていて、既存の純正スピーカーに追加する形で取り付け設置が可能です。

上記の通り、ツイーターマウントも付属しているため、初心者でも取り付けに困らないと思います。さらにカロッツェリアのカスタムフィットスピーカーの中で2番目に音質の良いTS-C1730Sに付属しているツイーターと同じなので音質も十分満足できるでしょう。

>>>「カロッツェリア製TS-T730」の詳細はこちら

カロッツェリア製TS-C1730S

初心者におすすめのツイーター2つ目は、カロッツェリア製TS-C1730Sです。こちらはツイーターだけでなくミッドレンジウーファーもセットになっている2wayセパレートスピーカーです。既存の純正スピーカーから交換する形で取り付け可能です。

セパレートスピーカーのメリットは、低音から高音域まで原音に忠実にしっかりと再生できる点です。ツイーターのみの追加よりツイーター+ミッドレンジを追加することで、低音域まで原音を豊かに表現できるようになり、さらに音質アップに期待できるでしょう。

予算に余裕があればツイーター・ミッドレンジ両方の交換がさらにおすすめです。

>>>「カロッツェリア製TS-C1730S」の詳細はこちら

カーオーディオ音質向上にはツイーターの調整が不可欠

あなたの愛車のカーオーディオの音質アップをしていく際、ツイーターを付けただけでは満足のいく音質にできない可能性もあります。

なぜなら、ツイーターが性能を十分に発揮できるような音響調整がされていないことが多いからです。

ツイーターを買ってきてただ付けると、初めは音質が良くなったと感じる方が多いです。理由は、今まで純正スピーカーで聴こえなかった音が、ツイーターを付けたことで聴こえるようになったからです。一瞬、いい音になったと感じますが、しばらく聴いていると高音が強調され過ぎてかえって全体のバランスが悪く感じる方が出てくると思います。

そういった場合は、カーオーディオの音響調整が必要不可欠になってきます。

DSP(デジタルシグナルプロセッサー)で圧倒的高音質へ

カーオーディオの音響調整はDSPという機器を導入することで可能になります。

DSPはバランスの崩れた車内の音響空間を適切に修正して、あたかも目の前で演奏されているかのような車内リスニングを体感できます。

カーオーディオ専門店では、必ずといっていいほど導入されていて、むしろDSPがないと音質アップはできないと言っても過言ではないくらいです。

詳しくは下記リンクから、おすすめDSPの紹介と具体的な音響調整方法を詳しく記載したので是非見てみてください。

>>>【音質激変】DSP選びの極意とコスパ最高のおすすめDSP5選

>>>【初めてのDSP調整】カーオーディオの能力を引き出し高音質化する方法

まとめ

いかがだったでしょうか。

ツイーターの取り付け位置に関しては、Aピラーや三角ピラーへの取り付けが最もおすすめで、取り付けの自由度が高いことから音質アップに期待できるでしょう。

また、ツイーターの取り付け角度に関しては、左右のツイーターを運転席と助手席のヘッドレストの中心に向ける、可能ならツイーター取り付け高さを耳の高さにする、ということを意識すればより効果的に音質アップが期待できます。

さらにカーオーディオの音質アップ・グレードアップをしていくならDSP(デジタルシグナルプロセッサー)の導入が必要不可欠になってきます。ツイーター及びミッドレンジの両方をしっかり音響調整してあげることで、あたかも目の前で演奏がされているかのような音質を体感できるでしょう。ツイーター導入の次はDSP導入と考えて、あなたの愛車を理想の音楽鑑賞空間に変えていきましょう。

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