【簡単】投資信託ポートフォリオのリスク・リターンをエクセルで計算する方法

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投資信託を複数銘柄保有したときのポートフォリオのリスク・リターンがわかりません。
エクセルを使って簡単に計算できる方法を教えてください。

このような疑問に答えます。

投資信託(NISAやiDeCoも含む)を始めた方の中には複数銘柄を所有している方が大半だと思います。
各銘柄のリスク・リターンは把握しているけど、組み合わせた時(ポートフォリオ)のリスク・リターンはわからないと言う方は多いのではないでしょうか?
この記事では、ポートフォリオリスク・リターンをエクセルで簡単に計算する方法を紹介していきます。

投資のリスク・リターンとは?

まず、投資におけるリスクとリターンの意味を明確にしておきます。

リスクとは?

投資信託でいうリスクは、ある銘柄の評価額(基準価額)の変動具合(ブレ幅)のことを指します。また、リスクは1標準偏差のことを表していて、例えばリスク=10%で基準価額が10000円の投資信託は年間で63.5%の確率で9000円〜11000円の間で変動があることを意味しています。

リターンとは?

投資信託でいうリターンとは、年間平均利回りのことを指します。例えば、リターン3%の投資信託の場合、基準価額の変動はあるものの長期では投資元金の3%が増える見込みがあることを表しています。

投資信託で資産運用を始める方は、このリスク・リターンの考え方は非常に重要です。
基本的には、自分にあったリスクになるような投資信託の組み合わせ(ポートフォリオ)を考えてから資産運用を始めることをおすすめします。
リターン重視で投資方法を決めてしまうと、大失敗の可能性が高まりますのでお勧めしません。
まずは、あなたのリスク管理を重視しましょう。

リスク・リターンの計算前の準備

投資信託ポートフォリオの計算を始める前に、まずは準備が必要です。
具体的には下記の手順で準備を進めていきましょう。

リスク・リターンの計算前の準備

1.購入したい投資信託を選ぶ
2.選んだ投資信託の運用実績をダウンロードする
3.ダウンロードデータをエクセルに張り付けておく
4.日毎の基準価額の騰落率を計算しておく

購入したい投資信託を選ぶ

まずは、購入したい投資信託を選んでおきます。
日本には、投資信託が6000銘柄ほど存在します(2021年現在)。
基本的には、国内外の債券・株式(およびREIT)のインデックスファンドを選びましょう。
投資信託銘柄の具体的な選び方やおすすめ銘柄は下の記事が参考になりますので、ぜひご確認ください。

選んだ投資信託の運用実績をダウンロードする

次に、選んだ投資信託の運用実績をダウンロードします。
このデータが必要な理由は、リスク・リターンの正確な計算を行うには、直近までの運用実績データが必要だからです。
具体的なダウンロードの手順は簡単で、下記にしたがってやっていきましょう。

まずは、「Morningstar」というサイトに行き、検索窓にあなたが選んだ投資信託の名称を入力して検索をかけます。

次に、出てきた検索結果の中から対象のファンドを選んでクリックします。

タブがいくつかありますので、左から3つ目の「チャート」をクリックします。

下の方に、「基準価額をダウンロード」というリンクがありますので、こちらをクリックします。

基準価額のところで、期間を入力していきます。上の日付は収録開始日を入力し、下の日付はそのままでOKです。
また、「日次ベース」にチェックを入れておきます。そして、「ダウンロード」をクリックします。

ダウンロードデータをエクセルに張り付けておく

ダウンロードしたCSVファイルは名前を付けて保存するか、中身だけコピーして別のエクセルファイルに貼り付けておきましょう。

例えば、eMAXIS Slimシリーズの日本国債、日本株式、先進国株式、新興国株式の4銘柄でポートフォリオを組む場合は、下の画像のように1列おきに並べて張り付けていきましょう。

日毎の基準価額の騰落率を計算しておく

最後に、日毎の基準価額の騰落率を計算しておきましょう。
下の画像のように数式を入力してコピー&ペーストですべての日付の騰落率を計算します。

次に、下の画像のように、それぞれの投資信託データの日付の位置を合わせていきます。
その後、データが抜けている日付のデータは今後の計算で使用しないため非表示としていきます。
下の画像だと「eMAXIS Slim国内株式(日経平均)」の最古のデータが2018/2/2なので、それより前の日付データ(グレー塗りの行)は非表示にします。

非表示にすると下の画像のようになります。

ここまでで、下準備は完了です。
ここから、実際のポートフォリオリスクとリターンの計算をエクセル上でしていきます。

投資信託ポートフォリオのリターン計算方法

それでは、準備してきたデータを使って、早速リターンの計算をしていきます。

各銘柄のリターン計算方法

まずは、ポートフォリオの年率リターンを計算する前に、各銘柄のリターンをそれぞれ計算していきます。
ここで使う計算式は下記になります。

日次データから年率リターンを算出する計算式

年率リターン = (最新の基準価額÷最古の基準価額)^(1÷(運用日数÷260))-1

例:eMAXIS Slim国内債券の場合)
(10162円÷10027円)^(1÷(808日間÷260))-1 = 0.0043 =+0.43%

ここでの260というのは、年間の平日(投資信託が運用されていた日)を表しています。
つまり808日間を260日でわると運用年数が計算できることになります。

この計算式に従って、エクセルで数式を入力すると下の画像のようになります。

他の銘柄についてもコピー&ペーストで同様に計算しておきましょう。
その際、パーセント表示にしておくとわかりやすいと思います。

ポートフォリオリターンの計算方法

続いて、ポートフォリオリターンの計算方法を紹介していきます。
ポートフォリオリターンの計算式は下記のようになります。

ポートフォリオリターンの計算式

ポートフォリオ年率リターン = A銘柄のリターン×A銘柄の分配比率 + B銘柄のリターン×B銘柄の分配比率 + ・・・・・・

例:今回の場合)
0.43%*30% + 9.36%*7% + 13.19%*56% + 4.99%*7% = 8.52%

この計算式に従って、エクセルで数式を入力すると下の画像のようになります。

このような感じで、自分で作った投資信託ポートフォリオのリターンが計算できました。
各銘柄それぞれのリターンはネット上にいろいろとデータが載っています。
しかし、1銘柄だけ購入している方は珍しく、ほとんどの場合複数の銘柄を保有している方が多いと思われます。
そんなときに、このような手順でサクッとリターンを計算できると、今後の投資計画を有利に進められるはずです。

投資信託ポートフォリオのリスク計算方法

次に、投資において最も重要なリスクの計算方法を紹介していきます。

各銘柄のリスク計算方法

まずは、ポートフォリオの年率リスク(1標準偏差とも言います)を計算する前に、各銘柄のリスクをそれぞれ計算していきます。ここで使う計算式は下記になります。

日次データから年率リスクを算出する計算式

年率リスク = 日次の騰落率の標準偏差 × 260^0.5

例:eMAXIS Slim国内債券の場合)
日次の騰落率の標準偏差 × 260^0.5 =2.03%

ここでの260というのも、年間の平日(投資信託が運用されていた日)を表しています。

この計算式に従って、エクセルで数式を入力すると下の画像のようになります。

他の銘柄についてもコピー&ペーストで同様に計算しておきましょう。
その際、こちらもパーセント表示にしておくとわかりやすいと思います。

ポートフォリオリスクの計算方法

続いて、ポートフォリオリスクの計算方法を紹介していきます。
ポートフォリオリスクの計算式は下記のようになります。

ポートフォリオリスクの計算式

ポートフォリオ年率リスク 
= {(A銘柄のリスク^2 × A銘柄の分配比率^2)+(B銘柄のリスク^2 × B銘柄の分配比率^2)+(C銘柄のリスク^2 × C銘柄の分配比率^2)+(D銘柄のリスク^2 × D銘柄の分配比率^2)}
+ 2 ×{(A銘柄のリスク × A銘柄の分配比率 × B銘柄のリスク × B銘柄の分配比率 × AとBの相関係数)+(A銘柄のリスク × A銘柄の分配比率 × C銘柄のリスク × C銘柄の分配比率 × AとCの相関係数)+(A銘柄のリスク × A銘柄の分配比率 × D銘柄のリスク × D銘柄の分配比率 × AとDの相関係数)+(B銘柄のリスク × B銘柄の分配比率 × C銘柄のリスク × C銘柄の分配比率 × BとCの相関係数)+(B銘柄のリスク × B銘柄の分配比率 × D銘柄のリスク × D銘柄の分配比率 × BとDの相関係数)+(C銘柄のリスク × C銘柄の分配比率 × D銘柄のリスク × D銘柄の分配比率 × CとDの相関係数)}^0.5

この式でわからない部分がありまして、それは「相関関数」です。
相関係数とは、ある銘柄とある銘柄の連動具合を示しています。
ある銘柄同士が同じように変動してれば相関係数は1に近くなっていきます。
逆に、ある銘柄同士が反対の動きをしている場合は相関係数は-1に近い値になていきます。
相関関数はエクセルで下のような式で計算ができます。

相関関数の計算式

AとBの相関関数 = CORREL(Aの日次騰落率の全てのデータ , Bの日次騰落率のすべてデータ)

下の画像のように一覧表を作っておくとわかりやすいです。

この相関係数を使って、上で説明したポートフォリオリスクの計算式を使ってエクセルで計算すると、下の画像のような結果が出てきます。

投資信託ポートフォリオの損失率の計算方法

ポートフォリオリターン・ポートフォリオリスクの計算について説明してきました。
これで、あなたの保有している投資信託ポートフォリオはある程度は数字で理解できるようになったと思います。
しかし、これだけではまだ不十分なところが大きいです。
なぜなら、「今後1年間でどのくらいの確率で資産が何パーセント減る可能性があるか?=損失率」がまだ不明だからです。
自分の資産運用を正しく理解して投資をすることは、大きな失敗をしないためにとても重要なことだと思います。

早速、ポートフォリオ損失率の計算式を説明していきます。

ポートフォリオ損失率の計算式

1年で32%の確率で起こりうる損失率(1σ) = ポートフォリオ年率リターン ー ポートフォリオ年率リスク

1年で5%の確率で起こりうる損失率(2σ) = ポートフォリオ年率リターン ー ポートフォリオ年率リスク × 2

1年で0.3%の確率で起こりうる損失率(3σ) = ポートフォリオ年率リターン ー ポートフォリオ年率リスク × 3

今回のポートフォリオリスク・リターンの計算結果を整理して年間損失率を計算すると下の表のようになります。

年間損失率の1〜3σの中でどれを拠り所にすべきか?という議論になりそうですが、基本的には2σ(5%の確率での評価額下落)で考えておいていいと思います。
なぜなら、5%というと20年に1回は2σの年間損失率が発生すると言うことを意味していて、20年に1度くらいなら許容できると個人的には思うからです。
ただし、例えばリーマンショック級の経済危機が起こった場合の投資信託下落率は3σ以上と言われています。
つまり、0.3%以下の確率で保有している投資信託評価額の下落に見舞われる可能性もあります。
投資には「絶対」はありえないので難しいところですが、あなた自身の拠り所を作っておくことで、万が一の時にも取り乱さずに乗り越えていけるでしょう。

ということで、計算結果を見て、あなたはどこまでの損失なら耐えられるか(リスク許容度)をよーく検討してみましょう
もしも、計算結果があなたのリスク許容度以上の投資信託をしているのなら、今現在のポートフォリオを見直してリバランスするべきでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

投資信託ポートフォリオのリスク・リターン・損失率の計算方法を紹介してきました。
それぞれエクセルを使って上記で説明した通りに計算していけば、比較的簡単に計算できると思います。

投資で最も重要なことは、万が一の損失(投資信託評価額の下落)がどのくらい大きいのか?どのくらいの確率で発生するのか?という最悪の事態を事前に理解しておくことだと思います。
そういった視点で、定期的にあなた自身のポートフォリオの状態、特に年率損失率を計算して定量的に把握しておくことはとても重要です。
ちょっと面倒くさいかもですが、ぜひやってみてくださいね。

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